【2025年最新】タマホームに1年住んで、ザタマホームの冬の電気代をまとめてみた

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はじめに

タマホームの「ザタマホーム」に住み始めて1年。冬場は暖房や加湿器、お風呂の暖房などを使うため、電気代が気になる季節です。本記事では、冬場の電気代の実態を具体的に振り返りながら、どのような工夫で快適性と節約を両立しているのかをご紹介します。


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冬場の電気代の内訳

冬場(12月~2月)の平均電気代は約2万円になります。以下に、項目ごとの詳細を分けて解説します。


リビングエアコン:9,000円

冬場のリビングエアコンは、家族が長時間過ごす場所で1日平均12時間使用しています。

リビングエアコンは霧ヶ峰の14畳用(200V)にしています。広さは20畳以上あるのですが、最近の家では畳数相当だとオーバースペックだと聞いたのでこのサイズにしてみました。200Vの方が風量があるそうなので、そこだけは200Vを選択しています。

運転モードは省エネモードを活用し、効率的に暖房が行えるようにしています。設定温度は23℃で十分に暖められていると思いますが、床暖房などに比べるとどうしても足元は少しひんやりしてしまうけど仕方ないのかなと割り切っています。さすがに夜間の寒い時間帯になると、窓などからの冷気が少しだけ入ってくるようになりますので、エアコンから遠い位置のキッチンなどは少し冷えてしまっています。

それ以外に工夫している点としては、遮熱カーテンを使用して窓からの冷気を遮断していることです。これにより、外気温の影響を最小限に抑えることができています。

加湿器で湿度を適切に保つことで体感温度を上げています。LDKは広さがあるので、ダイキンの27畳用のハイブリット加湿器を使用しています。タンクが約7Lあるのですが、半日で空っぽになってしまうのでしっかり加湿したい人はパワーのある加湿器を購入刺されることをお勧めします。


寝室エアコン:2,000円

子供が布団をかぶらないので、おなかを冷やさないように夜間はつけっぱなしにしています。

寝室エアコンは霧ヶ峰の一番安いスペックの6畳用エアコンにしています。広さは6畳しかないので、家族みんなが集まって寝ると暖房性のとしては十分だと思います。就寝時に20度でつけっぱなしにしており、暖かい室内環境を維持しています。

運転モードは通常モードしかないのでそれで運転しています。寝室は布などが多いので、加湿機能付きの空気清浄機を併用することで、湿度を適切に保つことで体感温度を上げています。

エアコンを選ぶ時のポイントとしては、送風機能があるかどうかを確認することもおすすめです。送風機能がない場合は温度が上がった時に風が出なくなってしまうので、部屋の空気の循環がなくなり足元に冷たい空気がたまってしまい寒く感じてしまいます。


加湿器・空気清浄機:1,000円

冬場は乾燥対策として、加湿器と空気清浄機を併用しています。

我が家では、室内の湿度が50%以上(になるように使用しています。湿度を保つことで体感温度が上がり、エアコンの設定温度を下げることができます。冬場は空気が乾燥する(外は気温が)ので、のどを痛めたり風邪をひきやすくなるのでその対策としてもしっかり行っています。

空気清浄機は、寝室などで1日中稼働しています。寝室はWICに服があることや、マットレスや布団などによりホコリが巻き上がったりするため、アレルギー対策として活用しています。特に冬場は、加湿器の役割も担ってくれるので非常に心強いです。内の空気を清潔に保つため欠かせない存在です。


お風呂の暖房:1,000円

浴室は夜に入るので寒くなりやすいため、浴室内を快適な温度に保つために1日1時間程度暖房を使用しています。

  • 使用タイミングは、入浴中に暖房を入れて温度を保つようにしています。
  • 浴室は窓なしにしたため、外気温の影響は比較的抑えられています。脱衣室に採光用の窓があるのでどちらかと言えば脱衣室の方が少し冷えてしまうかもしれません。

エコキュート(給湯):3,000円

冬場は水道水が冷たい分、湧き上げに必要な電気代が増加します。

昼間に焚き上げを行えるように設定することで、太陽光発電の自家消費をしています。太陽光発電は自己消費することでメリットを増やすことができます。エコキュートの炊き上げは自分で時間をコントロールできる数少ない要素なのでかなり節約効果があります。

お湯の使用量は、家族で1日平均300リットルの使用量。特に入浴や炊事で使用頻度が高いです。手洗いや炊事などでも気軽に温かいお湯が使えるのはとても快適です。


照明・24時間換気:3,000円

照明はLEDを採用しているため消費電力は低めですが、24時間換気などもあり一定の電力を消費しています。

照明はリビングでの使用が中心で、1日平均8時間以上点灯。夕方から夜間にかけての使用が増えます。

換気システムには、第一種熱交換換気を採用しています。賃貸と比べて延べ床面積が増えたにもかかわらず、光熱費があまり増えていないのは熱交換換気システムのおかげだと思います。冬場は風量を弱設定にすることで、空気の入れ替えを必要最低限にすることで電力消費を抑えています。


その他家電(テレビ、パソコンなど):3,000円

通常の生活をする中でも使用する家電がいくつかあります。

  • テレビは、1日平均5時間程度視聴しています。
  • パソコンは、在宅ワークや趣味で使用し、1日5時間程度の稼働しているかと思います。ノートパソコンを複数台利用していたり、モニターなどの電力消費があります。
  • 掃除機は、ロボット掃除機やダイソンの掃除機などを利用しています。

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冬場の電気代を抑える工夫

冬場の電気代を抑えるためには、設備の効率的な活用だけでなく、生活習慣の見直しも大切です。我が家で実践している具体的な工夫をいくつかご紹介します。


断熱性能を最大限活用

我が家は「ザタマホーム」というプランで建てましたので、断熱性能等級は5以上になります。窓やサッシなどは手を当ててもわずかにひんやりする程度しか冷気が伝わってこないため、室内の温度はかなり快適に保たれています。

断熱性能等級は最高が7までありますが、個人的にはそこまで上げるコストと光熱費の差額では見合わないのではないかなと考えています。光熱費が高いのは冬(12月~2月)ですが、その3か月間だけで元を取れるかと考えたときにかなり難しいのではないかと考えています。

窓の断熱対策


冬場に最も熱が逃げやすい箇所は窓です。我が家ではLOW-Eペアガラス樹脂サッシを採用していますが、それでも窓からの冷気を防ぐために断熱シートや遮熱カーテンを追加で使用しています。特に夜間は厚手のカーテンを閉めることで、室内の暖かさを維持しています。

床の冷気対策

リビングでは床に厚手のラグやカーペットを敷き、足元の冷えを防いでいます。床暖房を使わなくても暖かさを保つことができ、電力消費を抑えられます。

リビングエアコンの設定については風量を固定するのがおすすめです。節電設定をそのまま使ってしまうと、温度が設定温度になった場合に送風が停止されてしまいますので、冷たい冷気が地面の近くにたまってしまいます。風量子を呈することで常に部屋の中の空気に循環が発生し、部屋にサーキュレーターを置くのと同じような効果を得ることが可能です。


エコキュートの昼間稼働

我が家では、エコキュートを昼間に稼働させることで太陽光発電の電力を自家消費しています。これにより、電力の買電コストを大幅に削減できます。

昼間の焚き上げで効率化

冬場は水道水の温度が低いため、給湯に必要なエネルギーが増加しますが、昼間の晴天時にエコキュートを稼働させることで、太陽光発電の余剰電力を活用できます。この方法は、晴れた日が多い地域では特に効果的です。


エアコンの効率的な使い方

エアコンは冬場の電力消費の中で最も大きな割合を占めますが、効率的な運用を心がけることで電気代を抑えることができます。

設定温度を適切に

リビングでは23度、寝室では20度に設定しており、必要以上に高い温度を避けています。また、長時間使用する場合はつけっぱなしにする方が効率が良い場合もあるため、こまめなオンオフを控えています。

エアコンフィルターの掃除

フィルターが汚れているとエアコンの効率が低下するため、月に1回のフィルター掃除を心がけています。これだけで消費電力を数%削減できます。


24時間換気の風量調整

第一種熱交換換気システムを採用している我が家では、外気を直接取り込むことなく室内の空気を循環させることができます。しかし、風量が強すぎると暖房効率が下がるため、必要に応じて風量を弱に設定しています。

冬場は外気温が低いため、換気の頻度を最小限に抑える工夫が有効です。特に人がいない時間帯は風量を弱に設定することで、暖房の負担を軽減しています。


加湿器と湿度管理

湿度が低いと体感温度が下がり、エアコンの設定温度を上げる必要が出てきます。我が家では加湿器を使用して湿度を50%以上に保つよう心がけています。リビングのような広い範囲の加湿には、ハイブリット加湿器のようなかなりハイパワーの加湿器が必要になります。

湿度が50%を超えると、実際の室温が低くても暖かく感じられるため、エアコンの設定温度を抑えることができます。


照明と家電の節電

照明や家電も冬場の電力消費に貢献するため、効率的な使い方を意識しています。我が家の照明はすべてLEDにしています。従来の蛍光灯に比べて消費電力が少なく、長寿命であるため、交換の頻度も低く抑えられます。

不要な電気を使用しないために、Switchbotリモコンも活用しています。いつも電気を停止させるタイミングに自動で停止設定をすることでエアコンの消し忘れを防止することが可能です。主要な部屋の温度も、センサーで振り返ることができるため改善にも役立っています。


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まとめ

これらの工夫を実践することで、冬場の電気代を抑えながら快適な生活を維持しています。一つひとつの取り組みは小さく見えますが、積み重ねることで大きな節約につながります。これから家づくりや節約生活を考える方にとって、参考になれば幸いです。

タマホームに1年住んだ結果としての年間電気代についてまとめた記事もあります。電気代として一番大きいのは冬なのですが、夏にはどれくらいの電気代がかかっているかもわかるのでぜひ読んでみてください。


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