【2025年最新】タマホームの資金計画書!本体工事費と坪単価の考え方

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◆登場人物

  • 私(筆者):実際にタマホームで建築を検討している、もしくは建てた経験のある“先輩施主”
  • Aさん:これから家づくりを検討中。とくにタマホームの情報を集めていて、本体工事費坪単価について知りたい。

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1. はじめに:坪単価ってそもそも何?

Aさん「こんにちは!先日、タマホームの展示場を見に行ったんですが、ネット上でよく見る“坪単価”の情報と実際の価格感が違っていて、ちょっと混乱しています。そもそも、坪単価って何を指しているのかがいまいちピンと来なくて……。」

私「Aさん、こんにちは。確かに坪単価は家づくりをするうえで目安になる言葉なんだけど、実はすごく曖昧な部分も多いんですよ。単純に言うと、坪単価=本体工事費 ÷ 施工面積 で算出する価格なんですが、これに含まれる範囲がハウスメーカーや商品プランによって異なるんです。」

Aさん「なるほど……。それなら“この坪単価なら安い”とか“これは高い”って、一概に比較するのは難しそうですね。」

私「まさにその通り。とくにタマホームの場合でも、プランや設備グレード、オプションの有無によって坪単価が変わります。ネットで見かける情報はあくまで一例であって、消費税やオプション、諸費用が含まれていないケースがほとんどなんです。」


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2. 本体工事費と施工面積の関係

Aさん「なるほど。じゃあ、実際にタマホームで建てるときの坪単価を知りたければ、本体工事費施工面積が分かれば計算できるってことですね?」

私「そうですね。たとえば、契約時に提示される資金計画書を見れば、本体工事費はいくらなのか分かるはずです。その金額を、実際に建てようとしている家の施工面積(延床面積)で割れば、概算の坪単価は出せますよ。」

Aさん「ただ、その坪単価にはオプション諸費用消費税なんかは入っていないってことですよね?」

私「そうそう。坪単価っていうと“一見、全体予算も分かるんじゃ?”と思いがちですが、一般的に含まれるのは本体工事費だけなんです。だから、外構工事や地盤改良、諸費用などを入れていったら、最終的に家づくりにかかる総額はもっと高くなるわけです。」


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3. 坪単価はハウスメーカーによって違うので注意

Aさん「インターネットで色々と調べていると、一条工務店やタマホームなど、メーカーごとに坪単価の捉え方が違うようなんですけど、具体的にはどういうことなんでしょう?」

私「確かに、ハウスメーカーごとに坪単価の仕組みは異なります。例えば、一条工務店ではプランごとにある程度固定された坪単価が提示されていて、計算や比較がしやすいと評判ですよね。一方で、タマホームは明確に坪単価を打ち出していないケースも多く、実際の施工面積やプラン内容によって大きく変わるので注意が必要です。」

Aさん「ふむふむ。施工面積によって坪単価が変動するって、どういう仕組みですか?」

私「簡単に言うと、施工面積が小さくなるほど、玄関や水回りなど初期コストが比較的高い部分の比率が上がるので、坪単価は高くなりやすいんです。逆に、施工面積が広がれば、廊下や居室など比較的コストを抑えやすい部分が増えるため、トータルとして坪単価は安くなる傾向にあります。例えば、玄関のタイルや設備など、一つひとつの価格はさほど変わらなくても、施工面積が小さいとそれらの固定費部分の負担が大きくなってしまうんですよ。」

Aさん「なるほど、そういう理由があったんですね。最初に見ると『狭い方が費用も安くなりそう』って思うのに、坪単価は逆に上がることもあるんだ。」

私「そうなんです。一条工務店のようにあらかじめプラン別に坪単価が設定されているメーカーは分かりやすい反面、自分の希望する間取りやオプションを追加すると、契約時の坪単価から大幅に上下することもあります。一方、タマホームはそもそも坪単価というより、本体工事費を軸に考えるスタイルなので、まとめて見積もりを取ってその中身をきちんと確認することが大切ですね。」

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4. タマホームの坪単価はどう変わる?

Aさん「具体的にタマホームでは、坪単価ってだいたいいくらくらいなんでしょう?」

私「正直、それはプランや時期、地域によって変動します。大まかな目安としては、35坪前後の総2階を基準にしたネット上の情報だと、坪単価50~60万円台くらいからスタートすることが多いですよね。でも、これはあくまで“標準仕様+最低限のオプション”の場合です。」

Aさん「なるほど。キッチンやお風呂、外壁のグレードを上げたりしたら、あっという間に本体工事費が上がり、結果として坪単価もどんどん上昇するわけですね。」

私「そうなんです。タマホームは企画住宅に強いので、坪単価を低めに抑えやすいイメージはありますが、実際は“どの仕様を選ぶか”で大きく上下します。さらに施工面積が小さい場合や平屋だと、どうしても単価が上がってしまいます。」


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5. まとめ:正しい坪単価の見方と注意点

Aさん「ネットの情報を見て、安いと思っていたのにいざ見積もりを取ったら思ったより高い……という人が多いのは、そういう仕組みを知らないからなんですね。」

私「そうですね。家づくりをするうえで坪単価は“ざっくりとした目安”程度に考えておくのが賢明です。特に、

  • 本体工事費以外の費用(消費税、諸費用、オプション、付帯工事費など)を見逃さない
  • ネット情報は35坪・総2階のプランが基準であることが多い
  • 施工面積が小さいと坪単価は上昇しがち(平屋、狭小プランなど)
  • 仕様変更やオプション追加で本体工事費が変わりやすい

こうしたポイントに注意して、実際の見積もりをもとに判断すると良いですよ。」

Aさん「分かりました。ありがとうございます!今後は“なぜこの坪単価になったのか”をしっかり営業さんに確認しながら進めてみますね。」

私「その姿勢が大事です。タマホームに限らず、多くのハウスメーカーや工務店でも同様の傾向があるので、疑問に思ったらすぐに聞いてみるのがおすすめですよ。家づくり、応援しています!」


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【あとがき】

本体工事費坪単価は、家づくりを始めるとまず気になる要素です。とくにタマホームは比較的リーズナブルな坪単価をアピールしているイメージがありますが、ネットの情報は35坪前後の総2階プランを参考にしていることが多いので、平屋や狭い土地で建てる場合は同じ数値を当てはめられません。さらに、実際の総予算にはオプション諸費用消費税などが含まれるため、契約時に提示される本体工事費だけでは家は完成しない点に要注意です。

家づくりは、人生で一度きりの大きな買い物。**「どうしてこの坪単価なの?」「本体工事費にはどんな項目が入っているの?」**など、納得できるまで質問を重ねて、後悔のないプランを組んでいきましょう。あなたの理想の住まいづくりが、納得のいく形で進むことを心から願っています。

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