【2025年最新】タマホームに1年住んでみたので、体感温度についてまとめてみた

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はじめに

高品質な家をお手頃価格で」というキャッチコピーで知られるタマホーム。家づくりを考え始めたとき、コストパフォーマンスが魅力的だと感じ、我が家もタマホームを選びました。

そして入居から1年、四季を通じて実際に住んでみた感想と、快適性や課題について振り返ります。この記事では、断熱性や気密性の体感、そして生活の中で改善したポイントについて詳しくお伝えします。これから家づくりを考えている方に、リアルな体験談として参考になれば幸いです。


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タマホームの断熱性能

タマホームの断熱性能は、そのコストパフォーマンスを考えると非常に優れています。断熱材には高性能なグラスウールが使用されており、適切な厚みと施工技術によって冬場の暖かさと夏場の涼しさを実現しています。

窓ガラスにはLowEペアガラスの樹脂サッシが採用されており、室内外の温度差を効果的に抑えることで、年間を通じて快適な住環境を提供します。

我が家は「ザタマホーム」というコスパ抜群のプランにしておりますが、大安心の家の断熱性能があるため断熱性能等級5を超えています。この性能は、高性能な断熱材や複層ガラスの窓が標準採用されていることに由来します。これにより、外気温の影響が抑えられ、室内が快適に保たれています。また、施工段階での気密処理や窓枠の断熱強化など、細部への配慮が快適な住環境の実現に寄与しています。

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入居前に期待していた断熱性能

タマホームを選んだ理由の一つは、コストパフォーマンスに優れた断熱性能でした。パンフレットやモデルハウスで紹介されていた性能値や施工方法は、他社と比較しても魅力的に映りました。

現在、土地の価格が上昇しているため、建物価格を抑える必要がある一方で、住み心地の悪い家にはしたくないというのが正直な気持ちです。「冬は寒くなく、夏は涼しい家」に住みたいという希望を持っていました。

以前住んでいた賃貸物件では、1枚ガラスのアルミサッシ窓を使用しており、冬になると窓に触れるだけで外気の冷たさが伝わってきました。また、第三種換気のため、外気がそのまま室内に入ってきてしまい、エアコンを常時稼働させる必要がありました。その結果、光熱費がかさんでしまったのも大きな悩みでした。

こうした過去の経験から、タマホームの断熱性能に対する期待はとても大きなものでした。

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実際に感じた断熱性能

タマホームの断熱性能は、1年間住んでみてその効果をしっかりと実感しました。冬場はリビングの暖房をつけてすぐに部屋が温まることを実感していますし、夏場の冷房効率も非常に良く、エアコンの設定温度を26℃にしても快適な室温を維持できました。

ただし、一部の場所では温度差を感じることもあります。例えば、窓際や玄関付近では若干の冷えを感じることがあり、断熱材の配置や気密性をさらに改善することで解消できる余地があると感じました。特に北側の部屋は、夏場の涼しさには優れているものの、冬場の暖房効率にはやや課題が見られました。

また、タマホームの24時間換気システムは外気を取り入れる仕組みのため、冬場に乾燥しやすくなる点が気になりました。このため、適切な加湿器の利用が快適な生活を送る上で重要だと実感しています。全体として、断熱性能には非常に満足していますが、一部の改善ポイントを検討すれば、さらに快適な住環境になると感じています。

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タマホームの気密性能

タマホームの家は気密性能にもある程度優れており、住み心地の良さを支える重要な要素となっています。ローコストハウスメーカーですのでがっつりとC値が低いわけではありません。

しかし、配管の隙間を埋めたりですとか、コンセント部分には気密施工をするなど標準仕様に含まれています。コストに対しては十分な対策がされて高気密住宅として設計されており、外部の冷気や熱気が室内に入りにくい構造になっています。

これにより、冬場は暖房効率が向上し、少ないエネルギーで室内を暖かく保つことができます。また、夏場は冷房の効率が高まり、室内の涼しさが持続するため、快適な住環境を維持できます。

高い気密性能は外部からの騒音を大幅に軽減する効果もあります。例えば、近隣の交通音や風の音が気にならないため、リビングや寝室での時間がより快適になります。また、24時間換気システムとの相性も良く、効率的に空気を循環させながら室内の空気を清潔に保つことが可能です。

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入居前に期待していた気密性能

私が選んだ「ザ・タマホーム」では、第一種熱交換換気システムが標準仕様として選べる点に魅力を感じました。このシステムにより冷暖房効率がさらに向上し、快適な住環境が期待できると考えていました。しかし、タマホームでは気密測定を標準で実施していないため、本当に理想通りの気密性能が確保されるのか不安もありました。

特に気になっていたのは、コンセントや配線部分の気密施工です。これらは標準仕様に含まれているものの、施工が不十分だった場合、隙間から風が入ってきてしまうのではないかという心配がありました。「もしも隙間だらけで冷たい風がビュービュー入ってきたらどうしよう」と悪い想像が頭をよぎることもありました。

また、過去に住んでいた賃貸物件では、壁や窓の隙間から冷気が入り込むことが多く、暖房の効率が悪かった経験があったため、それが新居でも再現されるのではないかと不安に感じていました。このため、万が一気密性に問題があった場合は、DIYで自分で補修するしかないのかなと考え、断熱材やシーリング材などの知識も事前に調べていました。

入居前は、「第一種換気と気密性がうまく組み合わされば、過去の住環境とは比べ物にならないほど快適な生活ができるのではないか」と期待していましたが、その反面、実際の施工精度に対する不安も大きく抱えていたのが正直なところです。

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実際に感じた気密性能

実際に住んでみて、タマホームの気密性能が非常に高いことを実感しました。キッチンの換気扇を回しながら家じゅうのコンセント部分を確認しましたが、わずかに風を感じる程度で、大きな隙間や明らかな問題はほとんど見つかりませんでした。また、各部屋を点検しても隙間らしい隙間はなく、期待以上の性能に満足しています。

脱衣室の分電盤

しかし、少し残念に感じた点が2つあり、そのうち1つ目は脱衣室の分電盤です。分電盤は電気配線が集中する場所で、大きな穴が開いているため、そこから冷気が侵入し、冬場は脱衣室がかなり寒くなっていました。これに対して、必要最低限の気密テープを分電盤の周囲に貼ることで、寒さが大幅に改善されました。

ただし、このようなDIY作業を行う際は、安全性を十分に確保することが重要です。特に、電気設備に手を加える場合は、施工マニュアルを参照したり、専門家の助言を受けたりしながら慎重に作業を進める必要があります。

玄関ドアの断熱性能

もう1つ気になったのは玄関ドアです。我が家では標準仕様のD3グレード(ドアがD4仕様、ドア枠がD2仕様)を採用しましたが、結果的にこれをD2仕様にアップグレードすべきだったと感じています。玄関ドアは面積が広いため、外気の影響を非常に受けやすい箇所です。そのため、玄関周辺が特に寒くなりやすく、冬場の快適性に影響が出ていました。

アップグレードには約13万円程度の追加コストがかかりますが、枠部分の断熱性能が向上することで外気の侵入を抑える効果が期待できます。この投資は十分価値があると感じています。

また、実際に玄関ドアを確認したところ、パッキンがやや不足しており、そこから外気が入り込んでいました。これに対して、DIYで隙間を埋める対応をしましたが、後日タマホームに修正を依頼する予定です。


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我が家の設備

我が家では、タマホームの性能を最大限に活かすため、以下の設備を選択しました:

  • 第一種熱交換換気システム:冷暖房効率のアップと、家の中の厚さや寒さを抑える必須アイテム
  • リビングエアコン:1階のリビングには14畳用エアコンを1台設置しています。広い空間ですが、この1台で家族全員が快適に過ごせています。
  • 2階エアコン:2階は各部屋に6畳用エアコンを設置しています。子ども部屋や寝室それぞれが独立して快適な環境を保つことが可能です。
  • 浴室乾燥機(暖房付き):標準設備の浴室暖房乾燥機を利用しています。特に冬場の入浴時には浴室の暖房機能が重宝しています。

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我が家のその他家電

リビングの加湿器

リビングには、ダイキンのハイブリッド加湿器を設置しています。この加減器はタンク容量が7Lと大容量ですが、冬場の乾燥が激しいため、半日でタンクが空になるほど加減が必要です。加減器自体の性能には非常に満足しており、室内の溶度を快適なレベルに保つことができています。特に、エアコンの暖房による乾燥対策として無くてはならない存在です。

寝室の空気清浄機(加減機能付き)

寝室には、加減機能付きの空気清浄機を設置しています。寝室は6畳と比較的小さいため、この空気清浄機1台で加減機能も十分補えています。また、寝室にはクローゼットや布団など、ほこりが発生しやすいものが多いため、空気清浄機は無くてはならない存在です。清浄で快適な空間を保つことができ、家族全員が安心して眠れる環境を提供しています。

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まとめ

タマホームに1年間住んでみて、その断熱性能や気密性能の高さを実感しました。特に、冬場や夏場の冷暖房効率の良さは家計にも優しく、家族全員が快適に過ごせる環境を提供してくれています。一方で、玄関ドアや分電盤周辺など、標準仕様では改善の余地がある箇所も見つかりました。これらの課題はDIYや専門家への依頼で解決可能ですが、事前に仕様やオプションをしっかり検討することが重要です。

また、設備や家電選びも快適な住環境を支えるポイントです。特に加湿器や空気清浄機の導入は、乾燥や空気の清潔さを保つ上で欠かせない存在となりました。

これからタマホームで家を建てることを検討している方は、標準仕様を理解しつつ、自分たちの生活スタイルや優先事項に合わせた工夫を取り入れることで、さらに理想的な住まいを実現できるはずです。

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