タマホームで注文住宅を建ててた私も太陽光発電はつけました!タマホーム(長州産業)では太陽光発電をつけるとどれだけお得なのかという試算表があったので、その内容について確認してみました。
導入効果について
導入効果については、太陽光発電メーカーさんの「長州産業」の試算のようです。
太陽光パネルについて
キーワード | メーカーなど | 補足 |
太陽光発電メーカー | 長州産業 | タマホームのキャンペーンだと長州産業さんになる! |
太陽光設置容量 | 3.06kW | キャンペーンで追加費用なしでつけられるサイズ! |
屋根勾配 | 4.5寸勾配 | 可能な範囲で一番勾配がついた発電効率もいい勾配! |
試算の前提となる金額など
キーワード | 数値 | 補足 |
---|---|---|
売電単価(1~10年目) | 16円 | FIT制度で高い売電単価 |
売電単価(11年目以降) | 8円 | FITが終了するとほぼ半額に |
年間発電予測 | 4,000kWh | |
年間の光熱費削減効果(10年目まで) | 8,500円 | |
年間の光熱費削減効果(11年目まで) | 6,700円 |
上記のような前提だと導入効果は
- 年間では約10万円
- 35年では約240万円
これだけのメリットがあれば太陽光パネルを付けない手はないですよね。ここからは、それらの要素が現実的なのかを情報収集して確認してみました。
太陽光パネルはどれくらい載せられるのか?
太陽光パネルは屋根に乗せることになりますが、家のサイズや屋根の形状でどれくらい載せられるのでしょうか。概算になりますが色々なパターンを整理してみたいと思います。長州産業の太陽光パネルは1枚当たり0.34kWの発電容量になります。
総2階の切妻屋根
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一般的な屋根の形状のひとつで、屋根を二つに分けることになります。太陽光パネルを効果的に載せるとすると、南側の半分に載せることになります。基準としては4~5kW前後の容量になるのではないでしょうか。
延床面積 | 太陽光パネルの枚数 | 太陽光パネルの容量 |
---|---|---|
30坪の場合 | 縦3枚×横4枚=12枚 | 0.34kW×12枚=4.08kW |
35坪の場合 | 縦3枚×横5枚=15枚 | 0.34kW×15枚=5.10kW |
総2階の寄棟屋根
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寄棟屋根も一般的な屋根の一つですが、太陽光パネルを載せるのにはあまり向いていません。一般的な太陽光パネルは長方形のため、三角形や台形の屋根に載せるとどうしても隙間ができてしまいます。載せられたとしても3kW前後の容量になりそうです。
タマホームは標準が寄棟屋根になるので、太陽光パネルについても3kW前後の容量についての試算がされているのかもしれませんね。
延床面積 | 太陽光パネルの枚数 | 太陽光パネルの容量 |
---|---|---|
30坪の場合 | 縦3枚×横4枚=12枚 | 0.34kW×12枚=4.08kW |
35坪の場合 | 縦3枚×横5枚=15枚 | 0.34kW×15枚=5.10kW |
総2階の片流れ屋根
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太陽光パネルを一番載せやすい形状ですね。隣地を気にする必要がない土地であれば、斜線制限などを考慮する必要がないのでこのような屋根の形状も選択肢になってきますね。非常にたくさんのパネルを載せることができるので7~8kWの大容量のパネルを載せることができそうです。
延床面積 | 太陽光パネルの枚数 | 太陽光パネルの容量 |
---|---|---|
30坪の場合 | 縦5枚×横4枚=20枚 | 0.34kW×20枚=6.80kW |
35坪の場合 | 縦5枚×横5枚=25枚 | 0.34kW×25枚=8.50kW |
導入効果について
太陽光発電の発電量について
ネットで検索してみると、3kWの太陽光発電の年間発電量は3300kWh暗いという情報が多かったです。タマホームでは4000kWhと記載されているのでちょっと多いような気がしました。あくまでも平均の話になるので、日当たりが良い晴れが多い地域であれば4000kWhも夢じゃないかもしれませんね!
自家消費の割合について
発電した電気をどのように利用するかでも導入効果が変わってきます。主に利用方法は以下の2つになります。現在は電気代が非常に高いので、自家消費の割合を増やすことができれば導入効果を上げることが可能です。
キーワード | 自家消費 | 売電 |
利用用途 | 自分の家で電気を使う | 余った電気を売る |
電気代 | 電気代=30円/1kW | 売電単価=16円/1kW |
メンテナンス費用
定期点検費用については以下のような金額が基本になります。35年だとメンテナンスの合計回数は8回になるので16万円位かかりそうですね。
- 4年に1回程度のメンテナンス
- 1回あたり2万円が相場
太陽光発電発電した電気を家で使えるようにするためにはパワコンが必要なのですが、パワコンの耐用年数が15年と言われているので交換費用が必要となります。 1回あたり25万円程度かかるらしいので、15年目と30年目の2回で50万円程度かかる想定をされているのかなと予想しました。
導入効果について
なぜ35年なのか?
なぜ導入効果が35年で試算されているのかは少し不思議でした。個人的には、30年で外壁のメンテナンスなどが必要になるので、そのタイミングで太陽光パネルを交換していくのがいいのかなと思っています。
太陽光パネルは毎年数%の発電量が減ってしまいますし、長く使っていると故障率も上がっていくと思われますので私は30年という期間が資産としては一番ベストなのではないかなと思っています。
試算金額の詳細
キーワード | 金額 | 補足 |
35年間の効果総額 | 307万円 | 太陽光パネルを35年使うというのは長すぎる! 30年で試算すると少し減るのではないか! |
35年間のコスト総額 | 65万円 | 太陽光発電の導入費用としての約80万円がかかる! パワコン=20万円 太陽光パネル3kW=60万円 太陽光パネルの故障などでもう少しかかるのではないか! |
試算を確認してみた結果としては、少し盛りすぎなのかな(笑)という結果になりました。太陽光発電自体は十分にメリットが出るものだと思いますし、長州産業さんは保証もしっかりついているので私としては導入して満足しています!
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