タマホームはローコストだからなんとなく心配という人も多いのではないでしょうか。「ローコストで安い=坪単価が安い」ということですが、どんな特徴があるのかという視点で他のハウスメーカーと比べてみたいと思います。
他ハウスメーカーの特徴
設計事務所や工務店は地域限定
世の中にはたくさんのハウスメーカーがあります。設計事務所や工務店などの場合は、会社の規模がそんなに大きくないので、単純に対応できる地域(九州、東海など)が限られているというような特徴があったり、社員さんの得意分野によって特色が出る場合もあると思います。
それ以外にもそれぞれのハウスメーカーに特徴があります。バランス型のハウスメーカーや、一条工務店やヘーベルハウスなどと比較して見たいと思います。
アキュラホームはバランス型
アキュラホームでは、プランの数が多かったり、間取りの自由度が高いのが特徴です。木造軸組工法ほ使っているので、間取りの制限が少なく大空間が作れるなどが特徴です。デメリットとしては、在来工法なので大工さんの技量により施工のばらつきが出たりすることがあるそうです。
一条工務店は性能特化
一条工務店は、とにかく性能を重視しているハウスメーカーになります。標準仕様で十分な性能の家を建てる事ができますが、その分坪単価は高くなります。
- 断熱材や窓サッシを充実
- 太陽光パネルと蓄電池を安く導入できる
- 外壁はタイルでメンテナンスも安心
その性能と価格を両立させるために、高い性能の家を標準仕様にしているので、部分的に下げるということだったり、設備をカスタマイズするのが難しいです。
ヘーベルハウスはハイブランド
ハイブランド、ハイコストメーカーと呼ばれるハウスメーカーでは坪単価がとても高くなります。タマホームが坪単価50万円前後なのに比べて、坪単価80万円以上だったり、坪単価100万円を超えるところもあります。
ハイブランドメーカーでは、高級な材料を使ったり、デザインを工夫するというところにお金をかけています。デザイナーさんとどんな暮らしがしたいのかお話したりするのもとても素敵だと思いますが、打合せにもお金がかかるということは理解しておきましょう。
タマホームは比べてどうなのか
性能について
一条工務店ほどはありませんが、メンテナンスが少なくて済む材料を標準仕様で選ぶことができます。
- 瓦屋根
- 耐久性の高い外壁材
- ZEH相当の断熱材
間取りについて
大量発注によるコストメリットを出すために、アキュラホームさんのようにたくさんのプランがあるわけではありません。
規格住宅ではなく完全自由設計ですので、土地に合わせた施主に合わせた間取りを作れます。注意してほしいのは、本当になんでもできるわけではなく、十分な耐震等級がとれるための構造でないといけないという制限があります。
- 4マス毎に柱が必要
- 1階の構造柱の上に、2階の構造柱が必要 など
材料やデザインについて
タマホームではコストパフォーマンスが高い材料を標準仕様にしていますし、多くのハウスメーカーで採用されているようなものは選ぶことができます。
- 大量発注しているので安い
- 建売よりメンテナンス費用が抑えられるもの
最新技術や特殊な素材なども使うことはできますが、個別発注になってしまうので割高に見えてしまいます。
まとめ
タマホームと他のハウスメーカーの特徴について比較してみました。ハウスメーカーを選ぶためには、何が違うのかを知る必要があります。
重要なキーワードとしては、価格、実績、会社の安定性、設備などでしょうか。また今度、ハウスメーカーの特徴には何があるかについても書いてみたいと思います。
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